「令和五年進雄神社例祭」の雅楽賛助演奏|伶人育成・出張演奏事例
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菊理は神社祭典での雅楽生演奏だけでなく、伶人(雅楽の演奏者)の育成もお受けしています。楽器の持ち方や音の出し方など一からご指導し、演奏技術だけでなく神前、祭典での心得や所作も、きちんとお教えしています。
この記事でご紹介する進雄神社様(愛知県豊橋市鎮座)では二年前から地元氏子地域から伶人を募集し、氏子総代さん自ら率先して雅楽の稽古に励んでおられ、菊理もその熱意に応えるべくご指導させて頂いています。
現在は笙1名、篳篥(ひちりき)2名、龍笛(りゅうてき)1名を指導しています。生徒さんは、二年前に伶人デビューして今回が3度目のお祭りです。昨年のお祭り後からは月1度のお稽古を重ねて本番を迎えました。
しかしながら、伶人の皆さんもお仕事やご家庭などの都合で十分な練習時間が取れず、まだまだ心もとないとのことから、今年も賛助演奏をご依頼いただき、祭典奏楽をお手伝いさせていただきました。
そもそもは二年前、神社総代さんから
「今年から神社の氏子総代になったんだけど、神社のお祭り(神事)に雅楽が無いんで寂しいから、ぜひ雅楽を入れたい」、「雅楽の音色があった方がお祭りが厳かになって、雰囲気が断然良くなると思う」、「雅楽でお祭りをもっと盛り上げて、地域の人たちにもっと神社に興味を持ってもらって、親しんでもらいたい」、「地域の人達に向けて伶人募集の広報をするので、一から雅楽の指導をしてもらいたい」と、熱いオファーを頂いたのが始まりでしたが、皆さんとても熱心に稽古を重ねられました。
これまでのお稽古記事
● 雅楽の伶人を一から育てます!/進雄神社伶人指導記録① (令和3年)
● 神社の例大祭に伶人3人がデビューしました!/進雄神社伶人指導記録② (令和3年)
● 今年もお祭りのための『雅楽の伶人稽古』をご依頼いただきました (令和4年)
コツコツと頑張ってきた成果の演奏は、きっと神様もお喜びいただけたのではないかと思います。神主さんや氏子役員さん、地域の方々からは「年々上手になってるね」と大好評で、菊理もとても嬉しく思います。
今回、菊理は篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)でお手伝いし、巫女舞「豊栄舞」をご奉仕をさせていただきました。
進雄神社役員さん、氏子総代さん、皆様お世話になりました。
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菊理は、神社や寺院の祭礼は地元の方々が、伶人、楽人をつとめ、地域を盛り上げて頂くのが本来の姿だと思っています。
「敷居が高い」「難しそう」と思われがちな雅楽ですが、菊理は多くの方に安心して雅楽を楽しんでいただけるよう、分りやすく親切丁寧に心を込めてご指導します。
レッスンは全国へ出張いたします。
「本番までに時間があまりないんだけど」という方もご安心ください。
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文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」協力芸術家
雅楽二重奏「菊理」