竹久夢二×雅楽!『秋の本陣音楽会』に出演しました/豊橋市二川宿本陣資料館
愛知県豊橋市「二川宿本陣資料館」様の開館30周年記念企画「竹久夢二」展で
菊理は特別イベント「秋の本陣音楽会」に出演しました。
菊理は雅楽にまつわるお話を交えながらのトークコンサートを得意としており
全国各地で行っています。
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☘ 菊理オリジナルプログラム ☘
「竹久夢二と雅楽の不思議な関係」
プログラム
令和3年11月7日(日)10:30~
1. 演奏と楽曲解説『賀殿急(かでんのきゅう)』
2. お話『竹久夢二と雅楽の不思議な関係』
3. 演奏と楽曲解説『越殿楽(えてんらく)』
4. 楽器解説&雅楽クイズ
5. 演奏と楽曲解説『笙の二重奏』
6. お話&クイズ『夢二の美人画と平安時代の美人画を比べてみよう』
7. 雅楽舞『今様舞(いまようまい)』
『賀殿急』 演奏と楽曲解説
「賀殿」は古来より新築祝いや竣工式、周年記念など
建築関係の祝い事によく演奏された雅楽曲です。
今回は開館30周年ということで
まずはおめでたい慶祝曲でお祝いさせていただきました。
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『竹久夢二と雅楽の不思議な関係』 お話
実は「雅楽」と「竹久夢二」の間には不思議な関係がありました。
明治時代から昭和初期に活躍した竹久夢二と
千年前の平安時代の雅楽との不思議な関係とは?!
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『越殿楽』 演奏と楽曲解説
「越殿楽」は雅楽曲の中で最もよく知られた曲で
結婚式やお正月の神社などでよく演奏される、おめでたい祝賀曲ですが
作者や作られた年代などは全く伝わってません。
雅楽の不思議の一つです。
楽しい楽器解説&雅楽クイズ
「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」といった
雅楽で使われる楽器の音色を実際に聴いてみよう!
分かりやすい楽曲と楽器の解説や
楽しい雅楽クイズは毎回大好評のプログラムです。
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『笙の二重奏』 演奏と楽曲解説
笙は「天空から降りそそぐ光」を表すと言われています。
そんな天上の音色を二重奏でお楽しみいただきました。
「心がすーっと落ち着いて、とても気持ちがいいです」とお声をいただく人気のプログラムです。
『夢二の美人画と平安時代の美人画を比べてみよう』 お話&クイズ
竹久夢二の美人画は「大きな目」「色白のうりざね顔」「曲線的でしなやかな体つき」が特徴です。
しかし雅楽がさかんに演奏された平安時代は、どんな女性が美人とされていたでしょうか?
クイズを交えて楽しく解説しました。
『今様舞』 雅楽と舞
「今様」は平安時代後期に流行した歌謡で「現代的」「今風」という意味です。
雅楽を伴奏に舞う菊理オリジナル「今様舞」は
コンサートのたびに「また見たい!」とお声をいただく人気演目です。
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【今回の衣裳紹介】
● 小袿長袴装束
・山吹色小袿(こうちぎ)
・撫子色単衣(ひとえ)
・緋色長袴
・檜扇『蓬莱山』
● 狩衣装束
・香色狩衣(こういろかりぎぬ)
・橙色単(ひとえ)
・薄黄色切袴
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お客様からは
・「優雅ですばらしかった」
・「子どもが目をキラキラさせて魅入っていました」
・「クイズが楽しかったよ!」
主催の二川宿本陣資料館様からも
・「お客様がとても喜んでくださって良かったです」
などと、多くのお喜びの声をいただき、大変嬉しく思います。
当日は資料館本館で「竹久夢二展」を開催されていることから
『竹久夢二と雅楽』のつながりを
生演奏だけでなく、お話や楽しいクイズなど交えてお届けしました。
雅楽は歴史が古く、さまざまな日本の美術工芸、服飾文化、古典文学など
日本の歴史や文化に大きな影響を与えてきました。
菊理は雅楽を音楽として聴くだけでは無く、
大人から子どもまで見ても楽しめ、
楽しみながら知識を深められる「カルチャーコンサート」を各地で開催しています。
学校、美術館、図書館、博物館などの公共施設にもおすすめの内容です。
学習プログラムにぜひ菊理のカルチャーコンサートをお役立てください。
菊理は多くのイベントや学校公演に長年携わり
演奏実績、経験が豊富です。
CDや録音音源では絶対に成し得ない
生演奏ならではの感動と迫力をお届けしています。
解説付きコンサート、カルチャーコンサートを
ステージイベントだけでなく配信などにも
幅広く対応致します。
全国どこへでも出張致しますので
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
雅楽二重奏「菊理」
文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」協力芸術家
0532-34-7150
090-2577-0958(担当:近藤)