新規開講!「雅楽ワークショップ京都会場」がスタートしました|イチから始める雅楽教室
菊理のホームページをご覧いただきありがとうございます
菊理は雅楽のファンや愛好者がもっと増えてほしい、後継者が育ってほしいとの思いから
・ワークショップ
・プライベートレッスン、グループレッスン
・オンラインレッスン
など雅楽教室の運営、個別の演奏指導、カルチャー講座の公開などを全国展開しています
特に菊理がプロデュースする雅楽愛好者の集まり「千里(せんり)」は、敷居が高いと思われがちな雅楽をもっと身近にふれて楽しめるよう、現在4ヶ所で雅楽ワークショップを開催しています
- 京都会場(2024年~:京都府京都市)
- 湘南会場(2023年~:神奈川県藤沢市)
- 静岡葵会場(2020年~:静岡県静岡市)
- 豊橋会場(2006年~:愛知県豊橋市)
年会費・入会費0円、参加費1回1,000円とお手頃価格で参加できますよ!
内容
今回は令和6年4月21日(日)に新規開設となった京都会場の初回の模様をご紹介します。
参加者のほぼ全員が雅楽未経験者とのことで
●どんな楽器があるの?
●楽器はどんな音?
●どうやって音を出すの?
まずは雅楽の代表的な吹奏楽器「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の体験をして頂きました
龍笛(りゅうてき)を体験してみよう
雅楽の横笛「龍笛(りゅうてき)」は日本の横笛(篠笛や能管)のルーツにあたる古い横笛で、今から1400年以上前、シルクロードを渡って日本に伝来しました
龍笛は古くから貴族や武将に好まれ、清少納言は「横笛は見た目の姿も音色も素敵」と枕草子で描いています。現在も大変人気がありますが、初心者の方の感想で1番多いのが「なかなか音が出ない」「難しい」楽器がこの龍笛です
>いつも神社やテレビなどで音色を聴いていたのですが、今日初めて間近で音を聴きました。音を出すのは難しかったですが、音が出た時はうれしかったです。ありがとうございました!!
なぜ「龍笛は音を出すのが難しい」のか?
- 音が鳴るポイントに息を当てなければ音は出ません
- 龍笛はどこに持っていったら良いの?
- 息を吹きつける口の形も重要
- 息はどの向きに吹いたら良いの?
文章にすると、とても難しい感じがしますね。でも「龍笛の音が鳴らない」方はぜひ菊理にご相談ください。今まで音が出ないとあきらめていた方も、菊理の指導で99.9%の方が音が出せるようになっています
篳篥(ひちりき)を体験してみよう
龍笛に比べ、とても小さな楽器ですが力強くダイナミックな音色が特徴です。篳篥もシルクロード伝来の楽器で西域起源と云われ、合奏の中では主旋律を担当します
篳篥も「音を出すのが難しい」と云われますが、実は菊理特製の篳篥ならお子さんでも簡単に音が出せています!今回の参加者さんたちも、すぐに篳篥独特の豪快な音色を奏ではじめ、なんと「越殿楽(えてんらく)」の最初のフレーズを吹けるようになった方も!
>一つ一つの楽器に触れることが出来たのがよかったです。丁寧に指導していただいたので更に興味を持つことが出来ました。アットホームな雰囲気もとても有難かったです。
笙を体験してみよう
笙もシルクロード伝来の楽器で、中国や東南アジアが起源とされています。雅楽の雅楽らしさを醸し出す音色を奏で、独特な楽器の姿は、伝説の霊獣「鳳凰」が羽を休めている姿をモデルにしたと云われています
雅楽をあまり身近に見る機会は無いと思いますが、雅楽楽器の中でも一番めずらしいのがこの「笙(しょう)」でしょう。「笙を吹いてみたかったんです」というお声も多く、今回のワークショップでも一番人気の楽器でした
>以前からあこがれていた雅楽器にふれさせて頂き、とても楽しかったです。ありがとうございました。
雅楽の合奏を見てみよう
最後に笙、篳篥、龍笛の三種類の楽器による合奏曲「越殿楽(えてんらく)」をご覧いただきました。テレビで見ることはあっても生で見るのは初めて、という方も少なくなく、多くの方が熱心に録画されていらっしゃいました
雅楽ワークショップではこんなことしてます
- 雅楽の楽器体験(笙、篳篥、龍笛)
- 合奏練習(越殿楽、五常楽急など初心者向けの古典雅楽曲)
- 雅楽カルチャー講座
- 演奏発表会で必要となる所作の練習
雅楽未経験者さん、超初心者さん、雅楽をやってみたけど音が出なくてあきらめた方、大歓迎!
私達と一緒に雅楽を楽しみましょう!
京都会場アクセス
会場の「安井金比羅宮」は京都の東方を南北に走る「東大路通」の沿道にあり、近くには「清水寺」や「八坂神社」、「円山公園」といった有名な神社仏閣・名所や史跡が数多くあります。京都散策がてら、雅楽にふれてみませんか。
【JR・近鉄】
JR新幹線・東海道本線・近鉄「京都駅」から
市バス206系統北大路バスターミナル行、「東山安井」下車、南へ徒歩1分
【京阪・阪急】
京阪本線「祇園四条」駅から徒歩10分
阪急京都線「河原町」駅から徒歩15分
【自動車】
名神高速「京都東IC」から五条通、東大路通を経て約20分
名神高速「京都南IC」から国道1号線、九条通、東大路通を経て約30分
※境内に普通乗用車有料駐車場有り(台数に限りがあります)
▷雅楽ワークショップについてのお問い合わせはこちら
About 京都ワークショップ
- 日程:基本的に月1回、 日曜日の13時30分~15時
- 会場:安井金比羅宮(京都市東山区下弁天町70)
- 参加費:1回毎1,000円(年会費、入会金はありません/当日集金、現金又はpaypay)
- 持ち物:筆記用具(楽器や楽譜をお持ちの方は持参ください)
- 後援:京都市
- 遅刻・早退自由です。ご都合の良い時間にお越しください。
- 楽器をお持ちでない方は購入前にご相談ください(会場では初心者向けのスタートセットをご案内しています)
- 会場都合により日程が変更になる可能性がありますので、初参加時は事前にご連絡お願いします
- 開催日は千里ホームページでご確認ください
参加者の声
>とっっってもすばらしいワークショップでした。雅楽を楽しみながら続けたいなぁと思いました。
>3種類すべて体験させたもらえてよかったです。やさしく指導して下さったので緊張が取れました。
>ほのぼのとしたふんいきで体験楽しめました。また参加したいと思いました。
今回のワークショップに参加して頂いた方から口々に「京都にいろいろな雅楽団体や雅楽会があることは知っているけど、どこも難しそうだし、敷居が高くて、それに、そういった雅楽団体は一般の人が入れないところだと思っていました」「だからこういった気軽に雅楽に触れられるワークショップができて、すごく嬉しいです」と、とても嬉しい感想を頂きました
ワークショップは大人から子どもまで雅楽を楽しむ場所です
千里の雅楽ワークショップは
●雅楽初心者向けではない難しい曲を訳も分らず練習したり
●難解で長大な雅楽の楽曲の楽譜、譜面の暗記、暗譜を強要したり
●毎回参加しなければならない
なんてことはありません。
趣味の1つとして、大人の習い事として「雅楽を楽しみ、雅楽のファンが一人でも増えてほしい」との思いで開催しています。
楽器をやったことがなくても楽譜が読めなくても大丈夫!
●めずらしい楽器を体験したり
●演奏を見たり
●カルチャー講座を聴いて楽しみましょう!
雅楽をやると
●両手の指を使うので脳トレにぴったり!
●口角を上げて吹くので表情筋トレーニングにも!
●目で見て耳で聴くことで右脳左脳をバランス良く活動させます
雅楽の本場でもあり、多くの雅楽団体や雅楽会、また歴史のある高名で有名な神社や寺院に所属する雅楽組織が存在する京都で、新参のワークショップに、どれほどの参加を頂けるか正直心配ではありましたが、予想に反し20名以上の方にご参加いただくことができたことはこれからの励みにもなりました
雅楽ワークショップや雅楽レッスン、楽器についてご不明点は、電話やメール、LINE、メッセンジャーなど、どうぞお気軽にお問い合わせください。
その他の会場へのお問い合わせもお気軽に!