愛知県豊橋市鎮座「吉田神社」で奉納演奏|雅楽教室の生徒引率とサポート演奏
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令和5年1月22日、愛知県豊橋市鎮座の「吉田神社」様にて、菊理が運営する雅楽教室の生徒さんたちと奉納演奏をしました。(菊理は生徒の引率とサポート演奏)
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コロナ禍でワークショップやレッスンになかなか参加できなかった生徒さんもいらっしゃいましたが、今回の奉納演奏には「静岡市葵教室」「浜松教室」「掛川教室」「愛知豊橋教室」「藤沢湘南教室」「プライベートレッスン」「オンラインレッスン」の各教室の受講生から、総勢10名の生徒さんが参加しました。
奉納演奏は正式参拝として斎行されました。
「祓い詞」演奏者一同の「お祓い」「献饌」「祝詞」代表による「玉串奉奠」と、一連の作法の後、
いよいよ奉納演奏です。
奇しくも1月22日(日)は旧正月。
改めて疫病退散、神恩感謝、雅楽上達を祈念しての演奏となりました。
奉納曲
- 平調 越殿楽(ひょうぢょう えてんらく)
- 平調 五常楽急(ひょうぢょう ごしょうらくのきゅう)
- 浦安の舞(うらやすのまい)
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雅楽はあまり見る機会がなく「生の雅楽を見るのも聴くのも今回が初めて」というお客様も多くいらっしゃいましたので、楽曲解説も交えて演奏しました。
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雅楽の演奏に使われる楽器たちも、とても珍しいものばかり。「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」という雅楽楽器の解説では、からだを乗り出して説明に聞き入るお客様も。
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今回は吉田神社様の祭礼でも奉奏される「浦安の舞」も舞わせて頂きました。本来「浦安の舞」には「本装束」と呼ばれる専用の装束があるのですが、今回は神事というよりも神様と、雅楽に馴染みのない一般の方々に、雅楽を楽しんで頂こうという趣旨で、平安時代の高貴な女性の装束「袿(うちぎ)」で舞いました。
「浦安の舞」本装束の「袴(はかま)」は、ロングスカートのような足首あたりまでの長さの「切袴」です。しかし袿装束の袴は、裾がとても長い「長袴(ながばかま)」です。長袴は裾が大変長いため、通常の長さの切袴で舞う場合と比べると、難易度が非常に高くなります。
しかし今回の奉納演奏では、「平安の貴族社会で大変人気だった、雅楽や舞い姿を聴いて見て、千年前のみやびな雰囲気を感じて、楽しんで頂きたい」との想いから、「袿袴」という平安装束で舞うこととしました。
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演奏する生徒さん達のレベルは決して高くありません。しかし「大人の趣味」として限られた時間の中で一生懸命に雅楽を練習した成果を、真心をこめ、のびのびと神様にお供え演奏ができたと思います。併せて、とてもたくさんのお客様にもご覧いただき、お喜びいただけたこと、大変嬉しく思います。
奉納演奏を無事に終えた後、神社の禰宜さんからは、神社と浦安の舞との関係などをはじめ、吉田神社の歴史や、祭礼で雅楽の演奏を担当する伶人組織のことなど、滅多に伺うことができない珍しいお話をして頂き、皆さんも熱心に聞き入っていらっしゃいました。
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参加した生徒さんからは、
「ご神前で緊張したけど、とても楽しかったです!次回もぜひ参加したいです」
「もうちょっと練習して良い音が出せるようになりたいです」など、前向きな意見が出たりして、
緊張の中にも楽しみながら、一生懸命演奏してくれたようで、指導した菊理もとても嬉しい瞬間です。
菊理は多くの方に、楽しく安心して雅楽に親しんでいただけるよう
分りやすく、親切丁寧に、心を込めてご指導します。
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文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」協力芸術家
雅楽二重奏「菊理」
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