納品事例:蘇芳色地に浮線菊文の小袿、単衣、切袴(女性装束)
菊理のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このページでは、お客様にご納品した装束の事例と、仕立てまでの流れの一例をご案内します。
今回ご紹介の「小袿(こうちぎ)」は平安時代の高貴な女性の装束で、
「単衣(ひとえ)」と「長袴(ながばかま)」の上にこの「小袿」を羽織り、日常着としていました。
Kimono of aristocratic women in medieval Japan “Junihitoe”
Women’s costumes in the Tale of Genji
装束詳細
・名称:小袿
・表地:蘇芳(すおう:濃い赤色)
・地紋:立涌文(たてわくもん)
・上紋:白色浮線菊文(しろいろふせんぎくもん)
・裏地:蒲葡(えびぞめ:濃い紫色)
・中陪:山吹色
【この生地には同じシリーズで、地色が「紺色」「萌黄色」「紫色」「赤色」「朱鷺色(桃色)」のものがあります】
【菊理がご提案する装束のポイント】
化繊で製作・・・なぜ?
・正絹より安い!
・お手入れが楽!
コーディネート例
#OOTD
ご納品装束一式の詳細
・単衣:萌黄色、幸菱文(さいわいびしもん)
・切袴:エンジ色
アンドン仕立て(スカートタイプ)
紐先龍鼓無し、しなやかな生地
・白小袖
※ロングウィッグはお客様私物
・製作期間:4ヶ月
・お客様とのお打ち合わせ方法:直接対面、メール
単衣は他に「朱鷺色(ときいろ:桃色)」「朱色」「薄黄色」「白色」が選べます。
<袴はこんなにバリエーション豊富>
- 長さ :長袴、切袴(足首までの長さ)
- 仕立て:あんどん(スカートタイプ)、ネジマチ(※切袴の場合)
- 色 :濃色、エンジ色、緋色、藤色、朱鷺色(桃色)、白色
- 生地 :張りのあるしっかりとした生地、しなやかで柔らかい生地
など、お客様のご希望でお仕立てします。
(※生地在庫の関係で、ご希望に沿えない場合があります)
参考動画 Product video
蘇芳色小袿装束をご紹介!どうぞご覧ください
とっても華やかで豪華~!!
大人っぽいコーディネートだよね
コーディネートってどうやって決めるの?
なんだか難しそう…💦
このお客様は「ハッキリした濃いめの色がお好みだったんだ。
だから最初に小袿の色を決めて→文様決めて→単衣とのカラーコーディネートをしていったんだよ。最初から明確なイメージが無くても、とことんお打ち合わせを重ねることで素敵な装束になったんだ。
オーダーメイドならでは、だね!
菊理は
「装束がほしいけど、何をどのように注文して良いか分らない」という方のために
「色柄」「仕様」などの細かな希望や「ご予算」を親切丁寧にお伺いして
「あなただけの一着」をお仕立てします。
装束は専門用語が多く、分かりづらいことも多いかと思います。
メールなど、文字や文章ではニュアンスが伝わらなかったり、誤解や思い違いなども起こりやすいので、
お電話や、Zoom、LINEなどのオンラインでもご対応させて頂きます。
できるだけ専門用語を使わず、どんな小さなご質問でも、何回でも、とことんお答えします。
ぜひお気軽にお問い合わせください
「菊理」
0532-34-7150
090-2577-0958(近藤:直通)
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