日本画「春鶯囀」と雅楽のコラボレーション!イベント出演のお知らせ
菊理は雅楽の生演奏だけでなく、雅楽にまつわるお話を交えながらのトークコンサートを全国各地で行っています。
このたび浜松市北区の市立細江図書館様よりご依頼いただき、
地元(旧浜名郡細江町)出身の日本画家
「野島青茲」画伯の没後50年の企画イベントに出演することになりました。
この企画は当初、2020年3月に開催の予定だったのですが、
コロナウィルス感染拡大により延期に延期を重ね、
ようやくこのたび開催の運びとなったものです。
この野島青茲画伯による大作の日本画は「春鶯囀(しゅんおうてん)」というタイトルで、
韓国の宮廷舞踊の様子が描かれています。
図書館の司書さんによると
「この絵は館内に長く飾られてはいるのですが、地元出身の野島青茲画伯のファンで、わざわざこの絵を見にご来館いただくほかはこの絵に目を留める方も少なく、画伯の事を知る地元の方も少なくなってしまいました」
との事。
「市民の方にこの絵をじっくり鑑賞して頂ける機会も無く、図書館の玄関を飾る日本画『春鶯囀』は、こんな感じの曲をバックに踊る踊り子を描いているということを知ってもらいたい」
「地元出身の画家が描いた絵の雰囲気を『聴いて』『感じてもらって』、もっと野島青茲画伯を知ってほしいんです」
「いろいろ調べていくうちに、雅楽にも同じタイトルの『春鶯囀(しゅんのうでん)』という楽曲があり、細江図書館にも近い豊橋市に、雅楽の演奏を仕事としている『菊理』さんがみえるということで、ぜひ演奏をお願いしたいと思いました」
との熱い想いにより、ようやく2年越しでイベントが実現できる事となったものです。
- 演奏日時:11月13日(土)14:30~15:00
- 演奏場所:浜松市細江図書館 視聴覚室
- 観覧無料(15名様限定)
- 申込み先:細江図書館 053-527-0185
- 観覧希望など詳細は「細江図書館」までお問い合わせください
感染拡大防止のため、人数を絞っての開催となります。
ぜひお早めにお申込みください。
なお演奏の模様は、後日YouTubeでの配信も予定されているとの事です。