「やったぁ!音が出た!」子どもたちの声が響いた夏休み――京都・安井金比羅宮で「夏休み子ども雅楽ワークショップ」を開催しました

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菊理がプロデュースする「雅楽愛好者衆 千里」が、令和8年8月2日(日)に京都・安井金比羅宮で「夏休み子ども雅楽ワークショップ」を主催、開催しました。

雅楽二重奏 菊理が講師を務め、当日は京都市をはじめ、大阪市、豊中市、茨木市など関西一円から9家族、子ども11名、保護者11名が参加。小学校1年生から中学校1年生までの子どもたちが、日本の伝統文化である「雅楽」を実際に「見て」「聴いて」「触れて」「演奏する」一日となりました。

雅楽を「遠くから眺めるもの」から「自分たちの文化」へ

京都には、千年以上の歴史を持つ雅楽・舞楽の文化が、現在も社寺や保存会などによって大切に受け継がれています。

一方で、雅楽は子どもたちにとって、普段の生活の中で「見ることはあっても、自分で楽器に触れる機会は少ない」伝統文化でもあります。

小学生が雅楽の楽器「笙」を初体験!

伝統ある団体では、極めて高い技術と格式が大切に継承されていますが、その一方で、子どもたちが自ら門戸をたたき、実際に雅楽器に触れる機会は、まだまだ限られています。

そこで今回のワークショップでは、雅楽を「遠くから眺めるもの」ではなく、子どもたちが自分の「手で触れ」「音を出し」「演奏する」ことで、「自分たちの街に息づく生きた文化」として感じてもらうことを目的に開催しました。

伝統文化への心理的な壁を少しでも取り払い、日本の文化に興味を持ち、誇りを感じる次世代の育成と、学校教育における探究学習の一助となることを目指しています。

雅楽の歴史・楽器・衣装を知るところからスタート

ワークショップは雅楽の歴史や楽器、衣装について、スライドを使っての分かりやすい解説からスタート。普段なかなか間近で見ることのない雅楽の楽器や装束について、実物の楽器や装束を見ながら学びました。

続いて「雅楽愛好者衆 千里」による雅楽の演奏を鑑賞。

雅楽ならではの音色や、会場に漂う優雅な雰囲気に、保護者の方もお子さんも興味深そうに聴き入っていました。

写真撮影にも夢中!

「やったぁ!音を出せた!」――目を輝かせて楽器体験

親子で「龍笛(りゅうてき)」を体験

今回のワークショップの大きな楽しみの一つが、実際に雅楽の楽器に触れる体験です。

  • 笙(しょう)
  • 篳篥(ひちりき)
  • 龍笛(りゅうてき)
  • 鉦鼓(しょうこ)

子どもたち全員が、4つの楽器すべてを体験しました。

力強い音色「篳篥(ひちりき)」を体験

楽器を手にすると、みんな目を輝かせ興味津々の表情。一生懸命に音を出そうとする姿があちこちで見られ、

「わぁ!音が出た!」

神秘的な音色「鳳笙(ほうしょう)」を体験

「え~!音がなかなか鳴らない!」

「きれいで不思議な音!」

子どもたちの歓声が会場いっぱいに響き、お父さんお母さんはそんなお子さんの頑張る姿を、楽しそうに撮影されていました。

リズムを整える打楽器「鉦鼓(しょうこ)」を体験

初めて触れる雅楽器に戸惑いながらも、音が出た瞬間には目を輝かせる子どもたち。

「自分で音を出してみる」という体験だからこそ生まれる、たくさんの発見がありました。

子どもたちに聞きました「楽しかった楽器は?」

アンケートでは、楽しかった楽器について複数回答で答えてもらいました。

  • 笙……5人
  • 篳篥……5人
  • 龍笛……3人
  • 鉦鼓……5人

また、「楽しかったプログラム」については、「楽器体験」が参加した子ども全員から「楽しかった」とダントツの一番人気回答

ほかにも「きれいな衣装」「演奏鑑賞」、そして雅楽の優雅な雰囲気や分かりやすい解説にも好評の声が寄せられました。

全員に聞きました「参加のきっかけは、だれ?」

今回参加した子どもたちの多くは、保護者、特にお母様方が「子どもに雅楽を体験させてみたい」と思ったことが参加のきっかけでしたとの回答をいただきました。

そんな中、3名の子どもたちは、自分自身が「参加したい」と希望して参加してくれたとのことでした。

誰かに勧められるのではなく、「やってみたい」「見てみたい」という子ども自身の興味から伝統文化に触れる。今回のワークショップが、そうした子どもたちの好奇心を育てるきっかけになったことを、とても嬉しく思います。

最後はみんなで「越殿楽」を合奏!

ワークショップの最後を飾ったのは、子どもたちによる「越殿楽(えてんらく)」の合奏です。篳篥、龍笛、鉦鼓の中で好きな楽器に分かれ、みんなで一つの曲を演奏します。

練習時間は体験時間を含めて約40分。

初めて触れる雅楽器に苦戦していた子どもたちもいましたが、みんなで音を聴き合いながら練習を重ね、

いよいよ本番。

見事、参加した子どもたち全員で「越殿楽」を合奏することができました!

ほんの少しの練習時間で、初めて手にした雅楽楽器を使って全員で合奏できたことは、子どもたちにとって大きな達成感になったのではないでしょうか。

お父さんお母さんは、我が子の頑張る姿の撮影に夢中!

夏休みの良い思い出になってくれたら嬉しいです。

安井金比羅宮の宮司様からも嬉しいお言葉

最後には、今回のワークショップに全面的にご協力いただいた安井金比羅宮の鳥居宮司様から、

「大勢の子供達が日本の伝統楽器を楽しんでくれて嬉しく思います。」

とのお言葉をいただきました。

京都の地で長く受け継がれてきた雅楽を、次の世代を担う子どもたちが楽しみながら体験し次世代に継承する。

今回のワークショップが、その大切な一歩になったことと思い、微力ながらそのお手伝いができたものと、私たちも大変嬉しく、光栄に思います。

アンケート結果(子どもたちの直筆の感想も)

当日いただいた感想の一部をご紹介します。

>>りゅうてきが むずかしかったけど、ぜんぶ たのしかったし おにいさんおねえさんの がっそうが きれいだったです。

>>学校のリコーダーとはちがって むずかしいけれど、心に残る深い音がしました。き重な体けんができて、一つ大人になった気がします。とても楽しかったです。

>>りゅうてきは ならすのが難かしかったけど、楽しかった。しちりきは以外にならせた

>>すいこまれそうな音だと思いました。

>>いろいろな楽器があって楽しかった。初めて生の雅楽楽器の音を聞いて、すごいと思った。またやってみたいと思った。

>>それぞれのタイムテーブルがちょうど良かった。(大人は)。子ども(小2)は楽器体験がいちばん楽しかったようです。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

雅楽をもっと身近に――出前授業・講座・出張体験も承ります

菊理では、今回のような子ども向けの体験型ワークショップだけでなく、学校・団体・企業・地域のイベントなどへの雅楽講座の出前授業や、雅楽に触れる出張体験も行っています。

「学校の授業で日本の伝統文化について学びたい」

「子どもたちに本物の雅楽を体験させたい」

「地域のイベントで雅楽を紹介したい」

「社員研修や文化体験の一環として雅楽を取り入れたい」

など、ご希望に合わせて内容を企画しています。

雅楽の歴史や楽器、装束についての解説、実際の演奏鑑賞、雅楽器の体験など、対象や時間、人数に合わせたプログラムをご提案します。

「見るだけの雅楽」から「触れて、聴いて、体験する雅楽」へ。

日本の伝統文化を、もっと身近に、もっと楽しく。

雅楽二重奏 菊理が、皆さまのもとへ雅楽の魅力をお届けします。

雅楽の出前授業・講座・出張体験についてのお問い合わせは、お気軽に菊理までご相談ください。

雅楽二重奏「菊理」
文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」協力芸術家

0532-34-7150
090-2577-0958(担当:近藤)

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